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2004年01月13日

バライルの死(Life Support)[DS9]

[あらすじ]
ベイジョーからの船が事故にあい、乗っていたヴェデク・バライルは瀕死の重傷を負います。
同乗していたカイ・ウィンとバライルは、ベイジョーとカーデシアの和平協定の最後の詰めに向かう途中でした。
ドクター・ベシアの治療によりバライルは死亡状態から奇跡的に蘇生しますが、依然予断を許さない状況です。
しかし「バライルなしでは交渉にのぞめない」とカイ・ウィンが言い出し、バライルは命の危険も顧みずに協力します。
一方で、ジェイクは成り行きでノーグとダブルデートをすることになります。
しかし、女性の扱い方が正反対な地球人とフェレンギのダブルデートがうまくいくはずもありません。

[感想]
カイ・ウィンの聖職者らしからぬ、ちょっとあわてすぎな言動が鼻につく回です。
メインで語られる「バライルの死」そのものよりも、原題にある「Life Support(生命維持)」の意義を問う作品として、見終わった後で考えさせられるものでした。

[今週の名台詞]
ベシア:「医師として、私はあなたに責任がある」
バライル:「私はベイジョーに責任がある」

また、ジェイクとノーグの「ダブルデートはやめよう」という仲直りの仕方には目からうろこでした。
「お互いの文化の違いを完全に受け入れ、譲れない部分では衝突を避けて同席しない」という手段をあっさり取れるのは、二人の間に深い友情があるからなんでしょうね。

ジェイクとノーグがあっさりと乗り越えた壁を、ベイジョーはバライルを失いながら乗り越えようとします。
一見まったく関係のなかった、このあたりの対比も印象的な作品です。

「スター・トレック ディープ・スペース・ナイン」(STAR TREK DS9)
フジテレビ 毎週(?)月曜日 27時前後〜

次回放送は、1/19(月)の26:58からのようです。

関連外部リンク:
エピソードガイド
フジテレビ

投稿者 iiroty : 2004年01月13日 05:00 | トラックバック
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